「自分らしく生きる」とは

※走り書きの殴り書きです(笑)

 

「自分らしく生きる」の意味が最近やっとわかってきた気がします。

 

思い返すと、昔からずっとこんなことを言っていました。

 

「世の中に自分の就きたい職業がない」

 

これは決してネガティブな意味ではなく、どちらかと言うと

 

  • 「あれもやりたい」「これもやりたい」
  • 「でも、これをやるとあれができない」
  • 「あれのここはやりたいけど、ここはやりたいわけじゃない」

 

とかそんな感じ。

 

そんな僕だから、ずーっとフラフラふわふわ生きてきました。

 

今でこそ「それっぽく」見えることやってるのかもしれませんが、僕の中では「それ」に染まったわけではありません。

(これも決してネガティブな意味ではないですよ)

 

去年くらいからかな。

ありがたいことに、いろんな人との出会いが増えてきました。

 

「大人になると出会いが減る」なんてよく言いますが、僕もまさにそれでした。

 

出会ったとしても、ビジネス上のつながりだったり、ただの興味だったり。

 

それが最近はありがたいことに、深い繋がりとなる出会いが増えているんです。

(僕の勝手な一方通行かもしれませんが)

 

例えば「オンラインサロン」

 

昨年初めて始めて、今でちょうど1年くらいです。

 

最初は本当に右も左もわからず、それこそいつまで続けられるのか不安もありました。

 

今でもよく覚えているのですが、サロンを立ち上げた当初に入ってくださったメンバーさんが

 

「とりあえず1年…!!」

 

とおっしゃっていたのがとても印象強く残っています。

 

その方は、「ダイエット成功のためには、最低でも1年」というニュアンスでおっしゃっていましたが、それを聞いた僕は

 

「1年もサロンを続けられるのかな」

 

と、失礼ながら不安な気持ちもあったことを、今だから告白します(笑)

 

いや、本当に不安ばかりですよ。

 

別にネガティブな感じではないのですが、誰だって初めてやるときは不安が付き物だと思います。

 

オンラインサロンをやるときも

 

「人が集まらなかったらどうしよう」

 

とか

 

「無風だったら恥ずかしいな」

 

とか、鈍感でポジティブに見える(らしい)僕でも、基本不安がセットでついてきます。

 

しかし蓋を開けてみたら、本当にたくさんの人にご参加いただきました。

 

そして「僕とメンバーさん」という空間だったのが、少しずつ「メンバーさんとメンバーさん」という繋がりも生まれてきています。

 

これが本当に嬉しくて嬉しくて。

 

「誰でも発信ができ、誰でも情報が取れる時代」

 

なんて言われ始めて何年も経ちますが、やはりスマホを通してのコミュニケーションだと

 

「画面の向こう側には人がいる」

 

というのを忘れてしまうことがあるんですよね。

 

目の前の人には絶対に言わないことも、ネットだったら言える

 

そんなこともあったり、そんな瞬間を目撃すること、あなたもあると思います。

 

ある意味ヒトが「体温のある人間」ではなく「冷たい電波の存在」になってしまい、思いやりとか愛情とかが抜け落ちてしまうんですよね。

 

仕方ないことでもありますが、仕方なくないことです。

 

そんな中で作ったオンラインサロン。

 

最初はテキストのみのやり取りでしたが、途中から

 

  • オンライントレーニングを始めたり
  • ダイエット相談会を始めたり
  • 参加できる方々で日程を合わせて忘年会をしたり

 

言ってしまえば、「オンライン・サロン」がなかったら絶対に出会えなかった人たちが繋がって、僕がいない場所でもコミュニケーションが生まれている。

 

画面越しにメンバーAさんが映ったら、BさんCさんが「あ、Aさんだ!」となる。

 

これが本当に感慨深く、「やってよかったなぁ」と感じる瞬間をたくさんいただきました。

 

僕はありがたいことに、このようにパーソナルジム以外で動かしているプロジェクトがいくつかあります。

 

例えば細々したものを除けば

 

  • ダイエットのオンラインサロン
  • オンラインビジネスの講座
  • リアル店舗ビジネスのコンサル
  • NFT のプロジェクト

 

という感じ。

 

これ、全部ネットで繋がったのがキッカケなんですよね。

 

・・・・で、そこで感じたこと。

 

繋がってくださった人って、僕の「職業」で繋がってくださっているんじゃないんだなーって、最近感じるようになりました。

 

当たり前っちゃ当たり前なんですが、意外と忘れちゃいがちというか。

 

言っちゃえば、パーソナルトレーナーなんていくらでもいます。

なんなら、僕より優秀な人なんて無限にいます。

 

ジムをやってる人だってたくさんいます。

もっと店舗展開してる人だっていますし、もっと業績の良いビジネスをされてる人だってたくさんいます。

 

・・・というかどちらも、「僕以上の人」の方が圧倒的に多いです。

 

だけど「たいぞうさん!」と言って選んでくださる方がいる。

 

こんなにありがたいことはありません。

 

実は昨日、ある方のカウンセリングをするために ZOOM をしました。

 

僕は「初めまして!」と言ったら、その方が「実は初めましてじゃないんです」と。

 

聞くと、(おそらく)10年以上前から僕のことを見てくださっていて、なんなら僕が初めて開催したセミナーにも地方からわざわざ受けにきてくださっていたんです。

 

7~8年前くらいのダイエットセミナーだったのですが、その時撮った写真も見せていただきました。

 

話を聞くと僕のことを色々知ってくださっていて、例えば僕が

 

「週末はこんな友達と遊んでたんですよ」って言ったら

「あ!〇〇さんですよね!」って(笑)

 

この〇〇さんは、僕のブログによく登場していたので、ピンときたようです。

(タカさん、あなたですよw)

 

いやー、、、恥ずかしいような、でも率直な感想は、「嬉しい」ですね。

 

オンラインサロンや昨日の方の話以外にもたくさんあるのですが、ここ最近こんな感じでとても嬉しい出会いや気づきが続いていて、「なんでなのかなぁ」って考えていました。

 

そしたら、「自分であること」の大切さに気が付いたんです。

 

まず前提として、僕はスキルも能力も、人間力も全然高くないです。

 

だらしない部分もたくさんありますし、失敗することだってたくさんあります。

 

しかしそのあたりも含めて「青木泰蔵」という人間を発信していったり、繋がった人に出していった結果、このようなご縁をいただけているんだと感じました。

(良くも悪くも、人間らしいというかなんというか)

 

冒頭に書いた

 

「世の中に自分の就きたい職業がない」

 

これは10代の頃から言っていたのですが、約20年くらい経って、ようやくその意味とか理由がわかった気がします。

 

例えば僕は、一般的には「パーソナルトレーナー」かもしれません。

 

そうなると、パーソナルトレーナーだから

 

  • これを言っちゃいけない
  • これを学ばなきゃいけない
  • こういう時はこうしなきゃいけない
  • こう在らなきゃいけない

 

という、「職業の枠」に当てはめて考えてしまいます。

 

しかしそうなると

 

  • 言いたいことも言えない
  • やりたいこともできない
  • 好きじゃないこともやらなきゃいけない

 

と、「自分」ではない生き方をしなければなりません。

 

もちろんこれは、必ずしも悪いことではありません。

 

やりたくないことや苦手なことをやることで、自分自身学びになり、スキルアップして成長することもたくさんあります。

 

しかし、「自分を殺すこと」は、よくないことだと思いました。

 

僕はよく、

 

  • 「ダイエット中心の人生ではなく、人生のほんの一部にダイエットがある」
  • 「大切なのは、ダイエットではなく人生を楽しむこと」
  • 「ダイエットは人生をより良くする “一要素” でしかない」

 

このようなことをよく言います。

 

・・・・これ、僕自身もそうだなって思いました。

 

僕は

「パーソナルトレーナーだから、こう在らなければならない。」

 

そんな「透明な檻」が、「自分」を殺してしまっていた部分もあるなと感じたんです。

 

誤解しないでほしいのは、めちゃめちゃ不満で苦しいというわけではありません。

 

ただ、もっと自分らしく生きてもいいんじゃないかということです。

 

たくさんの人に出会い、「パーソナルトレーナー」ではなく「青木泰蔵」を選んでくださっていることに、そう感じました。

 

もしかしたら、同じように感じる人は少ないかもしれません。

反対の意見の方もいると思います。

 

僕はよく「変わってる」って言われるので、特有の考え方で、僕だから感じていた苦しみなのかもしれません。

 

ですが、同じように感じている人もいるんじゃないかなって感じたので、備忘録を込めてブログにしてみました。

 

この話を筋トレで例えるなら

(↑なんでやねんw)

 

  • マシンのトレーニングだと、「マシンに自分が」合わせないといけない。
  • ダンベルなどのフリーウエイトのトレーニングだと、「自分の骨格やクセに合わせて」筋トレができる。

 

どちらもメリットがありますが、フリーウエイトの方が「軌道やフォームが自分に合わせられる」ので、自由度が高いですよね。

 

  • 職業に合わせると、その職業っぽい人間として合わせて生きなければならない。
  • 自分に合わせると、自分色にその仕事のやり方やカスタマイズもできる。

 

なんかこの例えって、ごく一部の人にしか共感してもらえないと思いますが、そんな感じです(笑)

 

もっと怖がらず、自分を解放して生きていいんだなーって。

それで合わない人はもちろん合わないし、合う人は合う。

 

お互いにとってそれが一番良くて、無理のない幸せの形なんだろうなって思いました。

 

「じゃあ何をどうするの?」ってことで言うと、例えばブログや SNS などの発信内容を、もうちょっと「ダイエットよりじゃない形」でもいいのかなって。

 

もちろんマーケティングの観点などで敢えて作り込む部分はあると思いますが、想像したイメージキャラクター100%を演じるのは、僕にはできそうにありません。

 

・・・ということで、もっと肩の力を抜いて、自分らしく生きていこーっと。

 

もし同じように、わずかな「生き苦しさ」を感じたことがある方は、参考にしてみてくださいね。

 

そして改めてご縁をいただいている皆様、ありがとうございます!!

こんな僕ですが、引き続きよろしくお願いします🙇‍♂️