食事制限ダイエットは「地獄への入り口」

さて、今回は「ダイエット=食事が9割だ」と言われることに対して、僕が抱いている疑問をちょっと熱く語りたいと思います。

 

たいぞう

実際、ネットやSNSを眺めていると「痩せたいなら食事制限!」という声が多いのも事実だし、それはある意味では「正しい」部分もあるのですが…

 

一方で僕自身、そういうダイエットが引き起こす地獄の入り口を目の当たりにしてきました。

 

キノぞう

地獄の入り口?!

 

もちろん、僕も食事制限が悪だと言いたいわけじゃないんです。

むしろ、正しいやり方と運動を組み合わせれば、いわゆる「痩せやすい体」は作れる。

 

たいぞう

でも、問題なのは「食べないダイエット」だけをずーっと続けてしまうことなんですよね。。。

 

ダイエットの本当の目的は何か?

 

まずは、ダイエットの目的ってなんだろう?ってところから考えてみたいんですよ。

言うまでもなく、「体重を落とすこと」それ自体がゴールじゃないはずですよね。

 

たいぞう

痩せた体で、その先の人生をより楽しく、アクティブに過ごすことこそが本当のゴールだと思うんです。

キノぞう

もちろんそうです。

 

でも、食事を極端に減らすだけの方法に頼ると、確かに短期的には体重がスルスル落ちて

「お、私、痩せたかも?」

ってなります。

 

だけど、そこから先にあるのは

「わーい、体重が落ちた!」

ではなく、

「でも、この先この体をどう維持すればいいの?」

なんですよ。

 

たいぞう

しかも、食事を戻した途端にリバウンドしてしまったり、もっと怖いのは「食べることへの恐怖心」が芽生えてしまうこと。

 

たとえば

  • 少しでも多く食べたらすぐ太るんじゃないか
  • 外食で炭水化物を口にするのが怖い
  • 食事の場に参加するのを避けてしまう

なんて状況、経験ある人もいるんじゃないかなと思います。

 

こうなると、もうダイエットが「地獄」への道になりかねないんですよね。

 

たいぞう

実は僕自身、昔はこうでしたし、こういう悩みを抱えた方々をたくさん見てきました。。。

 

なぜ食事制限だけだと地獄になってしまうのか?

 

一番の理由は「代謝が落ちてしまうから」です。

食事制限をすればするほど、体は省エネモードに入っていきます。

 

たいぞう

少ない栄養しか入ってこないわけですから、体としてはエネルギーを温存しようとするんですよね。

 

すると、筋肉量もどんどん減ってしまう。

筋肉はエネルギーを消費するうえで重要な器官ですから、ここが減ると太りやすくなっちゃうんですよ。

 

しかも、筋肉が落ちると体がたるんでしまうし、引き締まらない。

見た目も「やつれた感じ」「締まりのない体」になっちゃう。

 

たいぞう

さらに筋肉不足で体力まで落ちると、ケガのリスクも上がりますし、年齢を重ねるにつれて疲れやすくなる…という悪循環に陥ります。

 

「食べちゃいけない、食べちゃいけない」と我慢し続けた結果、ある日「もう我慢できない!」ってなると、今度はドカ食いしてしまったり。

で、自己嫌悪になって

 

こんなに食べちゃった…明日からもっと食事量を減らさなきゃ…

 

というループに入っていくわけです。

 

キノぞう

キツイ。。。

たいぞう

大人になれば仕事付き合いでの会食もあるし、友人や家族との外食だって楽しみたいじゃないですか。だけど、制限ダイエットを極めてしまうと、そういう「普通の食事の楽しみ」がどんどん奪われていくんですよね。

 

痩せる=スタートラインに立つこと

 

僕はしつこいくらいに言いたいんですが、ダイエットして体重を落とすことは、ゴールでも何でもなくて、あくまでスタートなんです。

 

たいぞう

その先の人生をどうアクティブに楽しむのか、どう健康的に、心から笑顔で暮らしていけるのかが大事。

 

痩せるだけに集中してしまうと、気づけば心身ともにボロボロになって

「食べるのが怖い」

「いくら食べなくても体重が落ちない」

「家族と同じメニューが食べられない」

と、どんどん追い詰められていく。

 

たいぞう

これは本当に地獄の始まりだと思うんです。

キノぞう

言ってる意味がわかりました。。

 

特に40代以降になると、若い頃にちょっと食事を控えれば落ちていた体重が、まったく落ちなくなることも珍しくありません。

 

たいぞう

そこからさらに食事を減らすと、もう体調は崩れるし、活力は落ちるし、肌や髪、見た目の印象が一気に老け込んでしまうことも。。。

 

そもそも食事って、楽しむためにも、体を作るためにも欠かせないもの。

そこを極限まで削るのは正直キツイですよね。

 

結局、運動しなきゃいけないんだよね、って話

 

ということで、僕が最終的に言いたいのは「運動と食事の両立」がベストだってことです。

もちろん、食事は適量を守ることや栄養バランスは大事。

 

たいぞう

でも、炭水化物を完全カットしろ!とか、油っぽいものは一生食べるな!とか、そういう極端な制限は基本的にオススメしません。

 

むしろ、しっかり食べつつ、運動で消費する体を作る。

筋肉量を増やせば代謝が上がるので、食べても太りにくい体ができますし、運動習慣がつくと気持ちも前向きになっていきます。

 

で、その運動の中でもやっぱり「筋トレ」はめちゃくちゃ大切。

質の高い筋トレは、ただ闇雲に腕立て伏せをやるとか、腹筋を死ぬほどやるとか、そういうことじゃないんです。

 

たいぞう

体の正しい動かし方、柔軟性、関節の可動域、フォームなど、いろいろ気をつけるポイントがあるので、最初は専門知識を持った人、「食べて痩せる」「太りにくい体作り」を熟知している人から学ぶのが理想ですね。

キノぞう

ジム行っても、何やったらいいかわからないし、合ってるのかもずっと不安です。。

 

筋肉をしっかり動かすことで、代謝がアップするだけじゃなく、姿勢が整ったり、ケガの予防にもなるし、何より見た目が引き締まるんです。

そうして引き締まった体を維持しながら、いっぱい食べてもそこまで太らない…という理想の状態を目指せるわけです。

ここが、ただ体重を落とすだけのダイエットと決定的に違うところ。

 

地獄のダイエットではなく、人生を楽しむためのダイエットを

 

食事制限オンリーのダイエットは、まさに「地獄への入り口」になりがちです。

でもそれは、食事を大事にすること自体が悪いというわけじゃありません。

 

たいぞう

そもそも運動をセットにすれば、食事面でのストレスはグンと減るし、何より「食事の時間が楽しい!」という気持ちも取り戻せる。

 

せっかく美味しいご飯が食べられる時代に生まれたんですから、炭水化物だって適量なら全然悪者じゃないし、外食を楽しむことだってきちんとできるはず。

 

たいぞう

痩せることで得たいのは、ただの「体重計の数字」じゃなくて「これからの人生を軽やかに動ける理想の体」だと思うんです。

キノぞう

ほんそれです。。。

 

もし今、あなたが

「短期間でガッツリ落としたい!」

と食事制限に励んでいるなら、ぜひ一度、立ち止まってみてください。

 

たいぞう

40代、50代、あるいはもっと先の自分をイメージしたときに、果たして「今のやり方」が本当にベストなのか、というところですね。

 

食べずに痩せたその体は、本当に長く使えるものなのか?

運動でケガしない体づくりや姿勢づくりをちゃんと考えられているのか?

 

たいぞう

この問いに、堂々と「YES!」と言えないようなら、「食べながら筋トレ」という王道のダイエット方法を検討してみてほしいなと思います。

 

運動×食事=一生モノの体づくり

 

僕が最終的に伝えたいのは、「質の高い運動をしながら、適度に食事を楽しむ」というスタイルを身につけてほしいということ。

世の中には「○○だけ食べればOK!」とか「炭水化物を全部抜けば痩せる!」みたいなキャッチーな謳い文句もあるけど、それで一時的に体重が落ちても、その先に続く人生は長いんですよね。

 

たいぞう

ほんの短い間だけ痩せられても、そのあと地獄を見るのは自分自身。だったら、最初から「食べながら運動して痩せやすく、太りにくい体を作る」ほうがよっぽど建設的だと思いませんか?

キノぞう

思います。。間違い無いです。。

 

ということで、食事制限だけのダイエットは地獄の始まりになることが多いので、どうか皆さんには一人でも多く、その危険性に気づいてほしいなと願っています。

王道のダイエットは地味かもしれないけど、その先にある未来はきっと明るいはずです!

 

たいぞう

どうか、自分の体と心を大切に、未来の自分が健康的で、笑顔でいられる選択をしていただけたら嬉しいです。

 

もしお困りでしたら、いつでもご相談くださいね^^

 

 

最後まで読んでくださりありがとうございました!

 

P.P.S
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