「毎日忙しくて時間が足りない!」
「あと●時間あったらいいのに・・・。」
と感じたことはありますよね?
この記事では
- 時間がない人の時間の作り方
- 効果的な時間の使い方
について書いていきます。
先日ハッとさせられることがあり、改めて「時間」について考えてみました。
あなたは時間をどう作り、どう使っていますか??
今回は自戒の意味も込めて書いていきます。
この記事のもくじ
時間がない人の時間の作り方
「時間がない!」
「時間が欲しい!」
と思っていてもなにも変わりません。
まずなんで時間がないのか考えてみましょう?
時間はある
そもそも、時間はあります。
というか、誰もが平等に1日24時間、1年365日という時間を持っています。
なのに「時間がない」という人と「時間がある」という人がいます。
なぜでしょうか?
もちろん、閑散期と繁忙期では、当然可処分時間が変わってくることはあるでしょう。
独身の方と小さなお子さんがいる主婦の方でも変わってくると思います。
しかし人は生きていればステージが変わるのは当たり前で、
「あのときは良かった」
「●●さんはいいな〜」
などど、現状に不満を漏らしたり誰かと比較しても、何も始まりませんし何も変わりません。
そして言ってしまえば、同じような条件のビジネスマンでも主婦の方でも、時間に追われている方もいれば、時間に余裕がある方がいます。
ですから、だから時間の不足を感じる原因は、【物理的な時間の量の問題ではなく、時間の使い方の問題】であることがほとんどです。
時間を作るための最初のステップは、時間がない原因を外ではなく内に。
他責ではなく自責にすることだと思います。
時間がないのは、自分の時間の使い方に原因があるんです。
時間がない原因を知る
時間はないのではなく、非効率な使い方・無駄遣いをしている。
こう考えなければ可処分時間はいつまで経っても増えません。
では、時間がない原因はなんでしょう??
これは個人差があると思いますが、僕を例に挙げて考えてみます。
スマホに時間を奪われている
電車に乗ったとき、周りを見渡してみてください。
おそらく8割くらいの人が手元のスマホを見て下を向いているでしょう。
そしてチラッと見ると、多くの方がゲームや SNS をしていませんか?
スマホは便利なものですが、テレビと同様で簡単に時間を奪ってしまうものです。
100%シャットダウンしましょう!とは言いませんが、自分の行動にちょっと意識を持ってみると面白いですよ。
・・・ちなみに僕は通勤時間や運転中など、こうやって過ごしています。
忙しい朝でも仕事終わりの帰宅時でも、スキマ時間の有効活用になりオススメです。
集中力がない
気がついたらスマホを見ていたり、テレビに目を奪われいた経験、誰でもありますよね^^;
「コレをやろう!」と決めていても、気がつけば寝る時間になっていたり、睡眠時間が短くなってしまったり。
そう感じることがあったらチャンスです。
自分を邪魔した原因を追求し、今後同じことが起こらないように対策をしましょう。
例えば、
- スマホの電源を切る
- スマホをカバンにしまう
- テレビの電源を切る
- リモコンの電池を抜く
- リモコンを遠くに投げる
など、あなたに合ったことを実践してみてください!
何をすればいいか見えていない
- やることが沢山あって、なにから手を付けていいかわからない。
- もしくは手をつける順番は決まっているんだけど、優先順位が間違っている。
- 通勤中にできるメールのチェックや返信などを、わざわざオフィスについてからやっている。
など。
・・・反対に
何をやめれればいいか見えていない
- 別に自分がやらなくていいことに時間を使ってしまっている。
- 時間をかけてやっても、そんなにインパクトがない。
- 時間の無駄遣いをしていることに気がついていない。
ということもあります。
ドキッとした方は、コチラの本を読んでみてください↓
更にもっと言うと、食事や運動や睡眠などもメスを入れることができます。
例えば「集中力が低い→眠い→睡眠不足→睡眠の質」などです。
言い出せば切りがないですが、生活習慣を見直して改めることが、生産性を上げ、効果性・QOL を上げることに繋がるんですね。
時間の作り方
ここまで読んだら「時間は作るものだ」という思考が生まれていると思います。
一つ前に書いたことをまとめると、非生産的なことに時間を使い、生産的なことに時間を使えていないということが時間がない原因です。
ですから、時間を作るためには非生産的なことをやめ、生産的なことに時間を使おう!となります。
手順としては、まず始めなければならないのは「やめることを決める」です。
やることを決めても、やめることが邪魔してしまっては達成できなかったり無駄に時間がかかってしまいます。
最初にも書きましたが、1日24時間で1年が365日というのは、逆立ちしても変わりません。
その中でいかに時間を作り出すか?これが能力であり人生を豊かにする大きなポイントになります。
正直僕はまだまだですが、色んな方とお話させていただいて思うのは
「できる人ほど時間管理が上手く、忙しいはずなのに忙しさを感じないな」ということです。
ダイエットもそうですが、今の体も今の自分も、作り出しているのは自分自身なんです。
でも、習慣を改めるって簡単じゃないことだと思います・・・が
- 今の自分を本当に変えたいと心から思っている
- 自分をスケールさせて行きたい世界がある
のなら、ほっぺを叩いて意識的に改革していかなければなりません。
今を変えて未来を変えるため、やらないことを見つけて確実にやめましょう。
これが出来なければ、未来のあなたも今と変わらず、ずっとこのままです。
効果的な時間の使い方
さて、時間の作り方が見えてきたところで、ここからは時間の「使い方」について考えてみます。
いくら時間が作れても、スマホゲームで過ごしてしまっては意味がありませんからね。
(もちろん、たまの息抜きは必要です!)
自分を変えていくための時間の使い方をご紹介します。
カテゴリー分けする
効率よく時間を使うために、とってもオススメの方法があります!
それは「書き出す」ということです。
アナログな方法ですが、脳も活性化されますし見ていなかったことが可視化されるので是非やってみてください。
さっき紹介した本には「消費・投資・浪費・空費」とありましたが、コレは時間管理マトリックスですね。
皆さんの日々の行動やタスクが、「緊急なこと」なのか「重要なこと」なのかを区別しているでしょうか。これをしっかりと区別することは、時間という限られた資源の中で、心から願っている目標や優先事項を達成し、人生の成功を手に入れる第一歩なのです。
第一領域、第二領域、第三領域、第四領域という言葉を聞いたことありますか?
ここでは割愛しますが、成功のコツは第二領域の時間を増やし、第四領域の時間を減らすことです。
(時間の作り方や生き方を見直して、理想の自分に近づきたい方はコチラを読んでみてください。)
- 緊急で重要なこと:第一領域
- (例)顧客対応やクレームなど
- 緊急ではないけど重要なこと:第二領域
- (例)プロジェクトの創造やトレーニング(健康管理)、語学学習など
- 緊急だけど重要ではないこと:第三領域
- (例)営業の電話対応や無意味な接待など
- 緊急でも重要でもないこと:第四領域
- (例)スマホゲームや SNS など
日々行っていることやタスクなど、書き出してこれらに割り振ってみましょう。
シンプルでアナログですが、これが最も効果的な時間の作り方です。
優先順位をつけ、所要時間を書き出す
カテゴリー分けしたら、まず最初に優先順位を決めます。
同じ第二領域の中でも考えてみたら優先順位があるはずです。
例えば、Bodyke で言えば…
- 新規出店 PJ
- 設備&システム投資
- 人材採用プロセスバージョンアップ
- トレーナー育成カリキュラムバージョンアップ
- 新規事業立ち上げ PJ
- 各社アライアンス事業 PJ
などなどなどなど。
今あるリソース(人・キャッシュ・時間・システムなど)を、戦略的にどう投資してどう回収するか・・・など考えなくてはなりません。
そしてこれは当然個人でも同じで
- 親孝行
- 家族との時間
- トレーニング(健康管理)
- 料理(健康管理)
- 読書
- 勉強
- セミナー受講
- メディア更新(人により)
などなどなどなど。
今すぐにやらなくても大きな問題ではないけど、とっても重要なことがありますよね。
その中で「なにから手を付けるべきか」を全体バランスを考えることで、効率よく割り当てられて良質な時間を過ごすことができます。
A〜C のように優先順位が高いもの〜低いものに割り振って、重要度を可視化させると意識を向けやすくなりますね^^
時間割を作る
極めつけはコレです!
そしてもう認めたもん勝ちです。
「僕たちは、時間の使い方が下手なんです」
だからそんな自分を上手く動かすために、システマチックにタスクをこなし、できるものはルーティン化させましょう。
手帳でも良いですし、Google カレンダーなどを活用し、クラウド管理してもいいですね。
そしてポイントが2つあるので意識してみてください。
第二領域の時間を先に設ける
正しく割り振れているのであれば、第二領域は仕事においても人生においても、最も重要な時間です。
「空いた時間にやればいいや」では、いつまで経っても進みません。
ですから、まず第二領域にあることから割り振ってください。
そして、もし第一領域などにより、第二領域を予定通り行えなかったら、必ずリスケしましょう。
所要時間を考えて割り振る
5分でできることもあれば、2~3時間かかること。
もちろん数日〜数週間以上かかることもあります。
そこを考えずに割り振ることはできませんね。
もしかしたら、読書はあえて時間を取らなくても、通勤時間に取ることができるかもしれません。
(もちろん読む本によりますし、人によると思います)
・・・これらを意識して時間割を作ってみましょう。
あとはその通りに生活するだけです。
考えてみたら、小学生の頃は必ず時間割に沿って生きていましたよね。
まだまだ子供で注意散漫な小学生が、ナゼ毎日律儀に学校教育を学ぶことができたのか。
それは紛れもなく時間割のおかげです。
小学生にできて大人の僕たちに出来ないことはありません。
あとは、時間割を作るか作らないか。
これは紛れもない第二領域ですね^^
もし、1日が25時間だったら・・・
このブログを書こうと思ったのも、先日ツイートしたコレがキッカケでした。
「もし1日が25時間だったら。自由になる時間があと60分あったら、あなたは何をしますか?」
この質問を受けて僕が感じたのは、「なにも変わらないな」
・・・素直にそう思いました。
今の僕なら、ダラダラ無駄に(遊びではなくても非効率に)過ごしてしまうと思ったんです。
だから「時間の使い方を考え直さなければいけない」
そう思ったんです。
ここで面白い話をご紹介します。
香港(CNN Business) 日本マイクロソフトはこのほど、8月に週休3日制を試験的に実施した結果、生産性が大幅に向上するなどの効果があったと発表した。
日本マイクロソフトの「ワークライフチョイスチャレンジ」では、8月の全ての金曜日を休業日とする週休3日制を試験的に実施した。
同社の発表によると、この成果として就業時間が大幅に短縮される一方で、従業員1人当たりの売り上げに換算した生産性は、前年同月に比べてほぼ40%向上した。
「週勤 4 日 & 週休 3 日」を柱とする自社実践プロジェクト「ワークライフチョイス チャレンジ 2019 夏」の 効果測定結果を公開
時間は有限で限られた貴重なもの。
いくらでもあるではなく、与えられた限りある時間の中で、
- いかに効率的に動くか?
- どうやって脳を活性化させるか?
- レバレッジのかかる施策はないか?
- もっと減らせる無駄はないか?
ということを考えると、一人生産性が格段に向上するんですね。
「時間がない」と思ったことがない人はいないでしょう。
その原因は外ではなく自分にあると捉え、生き方の改善を図ると、より充実した人生を送れそうですね。
そのために絶対に読むべき本をご紹介します。
【自分を操る超集中力】
https://amzn.to/34Cj6CF
多くの方が紹介しているので、読んだことがある人は多いはず。
僕は Amazon Audible(オーディブル)で、通勤中などに何回も聴きました。
例えば「お皿を洗う」「洋服を選ぶ」など、日常の小さな選択で人はウィルパワーを消耗してしまい、脳が効率良く動かなくなってしまっているんです。
ですから大きな変化を起こすのではなく、日常にほんの少し変化をつけるだけで、人生の質を格段に上げることができます。
「気が散ってしまい、いつも集中が続かない」
「仕事や勉強で毎日疲れている」
「本番や締切りが近づいて、せっぱ詰まっている」
・・・そう思う方、必読です。
集中力を脳科学・心理学の観点から、わかりやすく学べますよ^^
「時間の作り方」「時間の使い方」
緊急ではありませんが、重要なことです。
今回のブログは自分にも向けて書きました。
時間を効率良く使って、もっともっと楽しく生きていきたいですね^^