お酒を飲むと
- 顔が赤くなったり
- 動悸がしたり
- 頭痛がしたり
と、全く楽しくない!、、、けど、みんなが楽しそうに飲んでいるのを見ると
「いいな〜自分も飲めるようになりたいな」
なんて思ったことありませんか?
ということでこのブログでは
- お酒が強くなる方法?とアルコールのメカニズム
- 100%必ず飲んでいるサプリとお酒の飲み方
について書きました。
僕はお酒が好き、、、なのかなぁ^^;
お酒が好きというよりはその場の雰囲気が好きという感じがしますが、どちらかと言うと量も飲めなくはないと思います。
では、具体的に色々ポイントを見ていきましょう!
この記事のもくじ
お酒が強くなる方法?とアルコールのメカニズム
このセクションでは実際に飲んでいて感じている体感や感覚の部分も書きますが、トレーナーとして具体的にロジカルに解説しますので参考にしてみてください。
アルコール分解のメカニズム
少し難しい言葉が並んできますが、アルコール分解のメカニズムはざっくり下記4段階です。
- アルコール(お酒)を飲むと20%が胃、80%が小腸から吸収されて肝臓に運ばる。
- そして肝臓で ADH (アルコール脱水素酵素)により分解され、有害物質アセトアルデヒドになる。
- アセトアルデヒドを分解するには ALDH(アルデヒド脱水素酵素)という酵素が必要で、分解されると酢酸(さくさん)になる。
- 酢酸は筋肉や脂肪組織で水と二酸化炭素に分解されて排出される。
ここで出てきた「アセトアルデヒド」という言葉が
- 顔が赤くなったり
- 動悸がしたり
- 頭痛がしたり
する元凶で、これらをフラッシング反応と言います。
飲める人と飲めない人の違い
フラッシング反応を引き起こす元凶のアセトアルデヒド。
ポイントは、このアセトアルデヒドを分解する酵素 ALDH(アルデヒド脱水素酵素)にあります。
アセトアルデヒドを酢酸に分解させる ALDH という酵素には
- ALDH1
- ALDH2
の2種類あり、強力に働くのは ALDH2(2型アルデヒド脱水素酵素)になります。
この ALDH2 は
- 活性型(NN型)
- 低活性型(ND型)
- 非活性型(DD型)
の3タイプあり、自分がどの遺伝子タイプか?ということで「飲めるか飲めないか」が決まります。
同じ量の酒を飲んだ場合の血中アセトアルデヒド濃度は、ND型はNN型の人の4~5倍、DD型はNN型の人の20~30倍になると言われています。
人類はもともとはNN型でしたが、数千年前シベリア地方(あるいは東アジア)で一人の人間の遺伝子に突然変異が生じ、結婚等によりこれが東アジアに広がっていったと言われています。
したがってヨーロッパ等の人種は殆ど全員がNN型でお酒に強く、モンゴロイド(蒙古系人種)に属する中国、朝鮮半島、日本、東南アジア地方の人種は一定の割合でND型あるいはDD型といったお酒にあまり強くない人がいると言われています。
また、モンゴル系でも、旧モンゴル系と新モンゴル系があって、新モンゴル系の弥生人の遺伝子を強く受け継いでいる人は弱く、旧モンゴル系の縄文人の遺伝子を強く受け継いでいる人は強いと言われています。
引用:https://www.nta.go.jp/about/organization/tokyo/sake/seminar/h19/02/02.htm
モンゴロイド系の人は飲めないor弱い人が多く、日本人の44%は「低活性型or非活性型」
アフリカ系やヨーロッパ系の人種はみな「活性型」だそうです。
ということで、
「遺伝的に無理なものは、どう頑張っても無理!」
ということですね。
ちなみに遺伝以外にある要素としては、、、
- 年齢:若者>高齢者
- 年齢を重ねるとアルコールの代謝能力が落ちるため
- 体格:大きい>小さい
- 同量のお酒を飲んだ場合、単純に血中のアルコール濃度の差
- アルコール分解に働く肝臓の大きさの差
- 性別:男性>女性
- 体格の差
- 女性ホルモンの影響でアルコールの分解速度が遅い
- 体脂肪が多く水分量が多いため、血中アルコール濃度が高くなりやすい
などがあります。
お酒を飲める人は注意!
ということでお酒を飲めない人は体に合わないので注意しましょう・・・・というのは当たり前の話で、実は飲めない人よりも飲める人の方が注意しなければなりません。
理由は単純に飲めてしまうから。
飲めるからと言ってその分肝臓や内臓にダメージがないわけではありません。
飲めてしまうからダメージを与え続けてしまうんですね。
また、ダイエット・ボディメイク的にも当然プラスはなく
- テストステロン分泌量低下
- 筋肉の合成率を低下
- コルチゾール分泌
- 筋肉の分解を促進
ということが起こってしまいます。
「慢性アルコール筋症」と言ってお酒を長期に渡って飲み続けた場合
- 筋力の低下
- 筋肉の萎縮
という症状が現れることも知られています。
そして、あの坂口憲二さんも発症してしまった難病「大腿骨頭壊死症」という難病になってしまう可能性も上がってしまいます。
(実はうちの父も・・・)
僕はおそらく NN型 なので、注意しなければ・・・・です。
100%必ず飲んでいるサプリとお酒の飲み方
このセクションでは
- 僕が必ず飲んでいるサプリと
- 飲む時に意識していること
- オススメの飲み方
などをご紹介します。
毎日持ち歩き毎食欠かさず飲んでいるサプリ
こんな感じで毎日必ず持ち歩いていて、お酒を飲んだ時だけ飲むのではなく、毎食欠かさず飲んでいます。
個人的には数あるサプリの中で No.1 に重宝しているものになります。
ちなみにお酒を飲んだ時に、必ず追加して飲むのはコチラです。
お酒を飲むとビタミンが消費されてしまうのですが、中でも ビタミンB1 が消費されてしまいます。
ビタミンB1 の働きと言えば「糖代謝」
摂った糖質をエネルギーに変えてくれるサポートをしているんですね。
わかりやすく言うなら、本来10の糖質を摂ったら10エネルギーに変えてくれるところを、ビタミンB1 が不足すると6しかエネルギーに変えてくれず、残りの4は余って脂肪に・・・・というイメージです。
まさに、「食べても太りにくくしてくれるサプリ」と言っても過言ではないと思います。
このサプリには薬局などで売っているサプリよりも高濃度で含有されているため(さすが海外製!!)、僕は切らさないよう定期的に数本ずつ買っています(笑)
※ビタミンB は水溶性なので体内に蓄積されて過剰症を起こす心配がない
※むしろ排出され続けてしまうので終日コンスタントに飲まなければならない
他にも
- 脂質の代謝に欠かせないビタミンB2
- タンパク質の代謝欠かせないビタミンB6
なども含んでいるから「B コンプレックス」
これが僕が最も重宝している所以です。
なんなら、お酒関係なく飲んでくださいね^^
僕のお酒の飲み方
ということで、メリハリをつけて飲んでいます。
「飲む時」
- とことん飲む
- 飲み放題で飲む
- 昼から飲む
- 朝まで飲む
- 好きな人といる時に飲む
- Bodyke の仲間
- 家族や友達や先輩
- 1mm も気にせず好きなものを飲む
- 最近はビールスタートからの、ハイボールだったりワインだったり
「飲まない時」
- 飲み会でも「飲みたい店」じゃなかったら飲まない
- 食べ放題など
- 理由:全く酔わないから(笑)
- 食べ放題など
- 家で暴飲暴食したくなった時
- 家で数本飲んでも変わらないので最近は牛乳(結構満足w)
こんな感じで、飲む時の頻度は
- ガッツリ飲む(2~3軒はしご)
- 月1~2回
- 普通に飲む(1軒飲み放題)
- 週1~2回
- ちょっと飲む
- 月1~2回(中途半端は意味ないから、逆に少ない)
という感じです。
ダイエット中の飲み方のポイント
基本的に普段の食生活や運動習慣が “ダイエット” にっている場合、そんなに気にしなくていいと思っています。
なぜなら「たまに外す時くらい楽しもうよ!」って思うから。
なのでダイエット中とは言え、普段の生活習慣が整っている場合は、そこまで気にする必要はありません。
体脂肪って、1食や1日暴飲暴食したくらいじゃ1kgも増えないですからね。
その理由が知りたい方はコチラ
が、
- 仕事上飲む機会が多い
- 普段の生活習慣も結構乱れている
- 普段整っているけど飲む時のポイントが知りたい!
という方のために、飲む時のポイントは、、、
- 醸造酒→蒸留酒
- 例:ビール・ワイン → ハイボール・焼酎
- 高タンパク低脂質なおつまみ
- 例:焼鳥、枝豆、冷奴、焼き魚など
- 同量の水を飲む
- 脱水防止やアルコールの排泄のため
- ビタミンミネラル補給
- アルコールの処理や排泄で消耗される
詳しく知りたい方はこのブログを読んでみてください。
まとめ
ということでお酒が強くなる方法について色々書きましたが、結論は「ない」ということです。
(もし期待していた方がいましたら申し訳ございません💦)
遺伝で決まってしまっている部分はどうしようもないですね。
身長を伸ばしたい!のと同じです。
全く飲めない方は無理はいけませんが、どちらにしても「ビタミンの摂取」は忘れずに、持ち歩くことをオススメします。
そして当たり前のことですが、飲んでも飲まれるなですね。
飲みすぎてしまった結果、体を壊したり怪我をしたり事件を起こしたりしては元も子もありません。
お酒はコミュニケーションツールだし、料理を美味しくするものだし、楽しくハッピーになるものです。
自分に合った量をわきまえて、周囲の人にもきちんと共有し、体質に合った飲み方で楽しみましょう!
よかったらコチラも見てみてください♪