※この記事は、「ダイエット初心者」や「痩せたい!」って思っている方向けです
パーソナルジムでは
- 2ヶ月で20万円前後
- 3ヶ月で30万円前後
のような価格帯が一般的かと思います。
(高いところは、数ヶ月で100万を超えるところも)
単発のパーソナルトレーニングでも、都内では1回60分で5,000円〜20,000円くらいが相場でしょうか。
この金額を見て、あなたはどう思いますか?
きっと「高い!」って思いますよね。
そう思う方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
そして最後に、もう一度質問させていただけると幸いです。
この記事のもくじ
パーソナルトレーニングは裕福な人の特権?
パーソナルジムで買えるものと言えば、なんだと思いますか?
- パーソナルトレーニング
- サプリメント
当たり前ですが、このあたりですよね。
パーソナルトレーニングが1回1万5000円だったとします。
「60分でなくなる1万5000円」
どう考えても、やはり高額です。
例えば、いまの最低賃金は、1時間1000円前後ですよね。
ということは、上記のパーソナルを受けるなら約2日間(15時間)働かなければなりません。
2日間一生懸命働いて受け取ったお金を、たった1時間で使ってしまうわけです。
考えてみてください。
1万5000円あったら・・・
- 欲しい洋服が買える
- 美味しいものを食べられる
- 子供におもちゃを買ってあげられる
- 大切な人との時間で使うことができる
そんなことが叶います。
しかしパーソナルトレーニングなんて、1回受けて終わったらそれで終わり。
好きでもない運動を頑張って、ちょっと痩せた気になって、でも実際体重は変わらなくて、、、
「頑張った感」は得られるけど、結局何も変わらない今までの自分のまま。
それだったら同じ1万5000円は、美味しいものを食べたり、楽しい時間に使って思い出に変えたい。
「やっぱりパーソナルトレーニングはめちゃめちゃ高い!裕福な人向けなんだ」
そう思うのは普通ですよね。
しかし、僕は全くそうは思っていません。
むしろ、全ての方にどんどん受けていただきたいと思っています。
(実際うちのお客様も、ほとんどの方が一般の方です)
パーソナルトレーニングで買えるもの
僕はパーソナルジムで、パーソナルトレーニングもサプリメントも売っているつもりはありません。
パーソナルジムで売っているもの。
逆に言えば、「パーソナルジムであなたが買うもの」
それは、
- 健康
- 自信
- より良い人生
この辺りです。
つまり、パーソナルトレーニングやサプリメントは、これらを手に入れるための「手段」にすぎないということです。
パーソナルトレーニングの目的を「パーソナルトレーニングを受けること」と考えたら、60分の投資かもしれません。
しかし、目的を「健康で明るい人生にすること」と考えると、何十年もの価値になってきます。
実際に僕はトレーニングを始めて、たくさんのポジティブを受け取ってきました。
下に思いつくものをざざっと書きますね。
ストレスのない人生
- 体重計に乗って、悲しくなることがなくなりました。
- 食べ物を食べて、罪悪感を感じることもなくなりました。
- 鏡に映った自分を見て、落ち込むこともなくなりました。
これら1回1回は小さいことでも、それが毎日・・・。
それも、何年もずーっとと考えると、とてもネガティブで、精神的に来るものがあります。
チープな例えですが、例えば「靴下が緩くて、靴の中で脱げる」という状態。
それ自体は全然大したことじゃないですが、それが続くとイライラしたりストレスになって、その日のイベントの楽しさが半減したりしますよね。
失敗したお化粧や髪型や洋服でもそうですよね。
このように小さなことでも「ネガティブ」に繰り返しぶつかることで、自信がなくなったり、消極的になったりと、幸福度が下がっていってしまいます。
体重計、食事、見た目などへのストレス。
僕はこれらが、トレーニングを始めたことでなくなりました。
これは人生にとって物凄いインパクトのあることです。
健康的な体
僕は元々病弱でした。
小さい頃は喘息やアレルギーに悩まされ、何かあったらすぐに風邪を引いていました。
親に聞いても、「泰蔵は子供の頃、しょっちゅう入院してたね」って言われます。
そんな僕が、「もう風邪は10年以上ひいてない」って言えるくらい、ほぼ無縁の状態になりました。
(子供ができてからは、たまーにもらってしまうこともありますが….)
それは栄養状態はもちろんですが、筋肉が増えた影響、そして体脂肪が減った影響が大きいと思います。
過剰な内臓脂肪は「慢性炎症」の引き金になるんですよね。
僕は太っていたので、その頃は体が弱く、今は強いというのも納得です。
好きな洋服が着れる体験
僕はそもそもそこまで洋服に興味がないのですが、これはありますよね。
ちなみに僕が「なんで洋服に興味がないのか?」というと、その理由の一つに「思春期に着たい洋服を着れなかった」ことも大きいと思っています。
買い物に行っても「サイズがない」
(※ちなみに靴も)
サイズがあるとしたら、友達が着てるようなかっこいい洋服ではなく、ジャージとか大人用の紳士服とか。
それが今では、普通の店でもサイズがあるようになりました。
昔は
- サカゼン
- 靴のヒカリ
という「大きいサイズ専門店」しかいけなかったのですが、初めて普通のお店で洋服を変えた時は「僕は本当に痩せたんだ」と驚いたことを覚えています。
(でも、靴のサイズは変わらず今も30cmであまりない…)
自分に自信が持てるようになる私
僕は本当に自分に自信がなくて、何をするにも
- 自分では決められない
- 自分一人では何もできない
- お母さんと一緒じゃなきゃ無理
という人間でした。
例えば
- 券売機で切符を買うのも、電車に乗るのも一人では怖い
- 洋服を一人で買いに行けないのはもちろん、似合ってるかどうか母親に聞かないと選べない
- 家族で回転寿司に行っても店員さんに注文ができず、「僕のもお願い」と妹に全部お願いする
これ、全部本当のことです。
それが痩せたことによって
- 大人数の前でセミナーをしたり、主賓の挨拶をしたり
- スノボーやパラグライダーなど、やったことないことに挑戦したり
- 英語わからないのに、一人で1ヶ月間ノープランでニューヨークに行ったり
ということをするようになりました。
自分が体験したことなのでわかるのですが、僕は「痩せた体」によって自信を得ただけではなく、痩せたことがラッキーではなく、「自分のチカラで自分を変えた」というプロセスが、自信をもたらせてくれたと感じています。
これは何にも変えられない、大変大きな価値です。
食事が何倍にも美味しくなる
「これ食べたら太るよな・・・」
「食べたいけど、、、我慢しよう」
「あー、、、また食べちゃった、、、」
昔の僕は、こんな毎日の繰り返しでした。
痩せた今だからわかるのですが、当時食べていたものは、全然美味しくなかったですね。
これは「食べ物の質が悪かった」という話ではありません。
その食べ物を食べる時の「精神状態が悪かった」という話です。
例えば
- 家族で集まって食べる手作り料理
- 富士山頂上で食べるカップラーメン
- 大好きな人が作ってくれた不器用なお弁当
こんな食事は、最高に美味しくて幸せを感じますよね。
食べ物の質はもちろん大事ですが、それ以上にその人の精神状態がめっちゃ大事です。
今の僕は「食べ方」や「栄養の知識」「体の仕組み」がある程度わかるので、美味しく楽しい食生活を送っています。
昔のように食べ物に恐怖を覚えたり、罪悪感を感じることなんて1mmもありません。
この差がどれだけ大きな差か、ダイエットしている方ならわかりますよね。
新しい出会い
痩せたことによって自分に自信がつき、思考が広がったり行動力が上がったりしました。
これは意図してではなく、「これやってみよう」「あそこに行ってみよう」「きっと大丈夫!」と、自然と内側から出てくるものです。
- 地方に行ったり
- 海外に行ったり
- スポーツに挑戦したり
- イベントに行ってみたり
すると、初めての体験に出会うことができ、自分の知らなかった世界に触れることができます。
そして当然人との出会いも増え、情報交換によって新しい思考が生まれたりと、これまた人生の広がりにつながります。
もちろん恋愛や結婚なんかもそうですよね。
体重120kgのままだったら、僕に恋人はできなかったかもしれません。
(実際、太っていた頃は恋愛したくてもできませんでした)
僕には今、何よりも一番大切な可愛い子供が2人います。
「生まれ変わっても、またこの子たちと出会いたい」
そんな子供たちとも出会えていなかったと考えると、本当に痩せてよかったなと思います。
新しい仕事や、仕事のパフォーマンスが上がる
先に書いたように「自分」がいろんな意味で変わっていくと、当然仕事も変わることだってあります。
事実、僕が今やっているこの仕事(パーソナルジムやオンラインでの活動など)は、太っていた頃にはできなかったことです。
そもそも、「人にダイエットを教える」なんて発想すらあるわけがありませんでした。
なぜなら、言うまでもありませんが「僕が痩せたい人」であり、「誰よりもダイエットに苦労していた張本人」だったからです。
そして試行錯誤の末50kgほど痩せて、紆余曲折あって今の状況になりました。
(鬼の割愛w)
このように「仕事自体」が変わることも当然考えられます。
また、仕事自体ではなく、同じ仕事だったとしても、パフォーマンスが上がることもあります。
例えば太っていた頃の僕は
- お腹が出ていて常に苦しく(今思えば)
- 体調も崩しやすく
- 常に姿勢が悪くて
- 集中も続かない
- 何かあってもネガティブで消極的
- だから意欲も向上心も湧かない
箇条書きするとやばいですね…
でも、これらは事実です。
僕は50kg痩せて「友達に気付かれないレベル」で変わりましたが、そんな友達が言うのは、「泰蔵は見た目より性格が変わった(いい意味で)」です。
これが仕事に影響しないわけがないですよね。
そしてその先には、生涯年収に、、、なんて話にも当然つながってくるわけです。
健康寿命が伸びる
「短い健康寿命」
僕は30代なので、正直これはまだ体験していません。
・・・というか、体験することはないと思います。
なぜなら、僕はもうトレーニング(運動)は歯磨きのような習慣となっていて、「一生やめることはない」と誓えるからです。
とはいえ人間ですから、当然年々老いていき、体の不調を感じることはあるでしょう。
しかし、「太っているままだった自分」と比べると、健康寿命は100%伸びているはずです。
生活習慣病や病気は、「肥満」から始まり、ドミノ倒しのように健康をなぎ倒していくんですよね。
そんな肥満の根源は「生活習慣」
つまり、栄養バランス管理と運動習慣です。
健康的な日々、不健康な日々。
比べるまでもないですが、これは何にも変えられない価値で、何よりもの資産です。
もっと良い人生
ここまで書いたことをまとめると、この一言に尽きます。
- 健康
- 洋服
- 自信
- 食事
- 出会い
- 仕事
- 健康寿命
他にももっとあると思いますが、これらが叶うと言うことは、「人生が変わる」と言っても過言ではないですよね。
「人生が変わることってなんだろう?」と考えると、昔の僕なら「宝くじに当選する」とか言ってたと思います。
しかし、実際に宝くじに当たった人が「悪い意味で人生が変わってしまった」というのもよく聞きますよね。
お金はもちろん大事ですが、大事なのは「使い方」
その「使い方」を知らないと、人生が崩壊してしまうという事ですね。
この考え方、大好き。
有名なのでご存知かもしれませんが、あのスティーブ・ジョブズの「最期の言葉」も載せておきますね。
私は、ビジネスの世界で、成功の頂点に君臨した。
他の人の目には、私の人生は、
成功の典型的な縮図に見えるだろう。しかし、仕事をのぞくと、喜びが少ない人生だった。
人生の終わりには、富など、私が積み上げてきた
人生の単なる事実でしかない。病気でベッドに寝ていると、
人生が走馬灯のように思い出される。私がずっとプライドを持っていたこと、
認められることや富は、
迫る死を目の前にして色あせていき、
何も意味をなさなくなっている。この暗闇の中で、生命維持装置の
グリーンのライトが点滅するのを見つめ、
機械的な音が耳に聞こえてくる。神の息を感じる。
死がだんだんと近づいている。今やっと理解したことがある。
人生において十分にやっていけるだけの
富を積み上げた後は、富とは関係のない
他のことを追い求めた方が良い。もっと大切な何か他のこと。
それは、人間関係や、芸術や、
または若い頃からの夢かもしれない。終わりを知らない富の追求は、
人を歪ませてしまう。私のようにね。神は、誰もの心の中に、
富みによってもたらされた幻想ではなく、愛を感じさせるための「感覚」
というものを与えてくださった。私が勝ち得た富は、(私が死ぬ時に)
一緒に持っていけるものではない。私が持っていける物は、
愛情にあふれた思い出だけだ。これこそが本当の豊かさであり、
あなたとずっと一緒にいてくれるもの、
あなたに力をあたえてくれるものあなたの道を照らしてくれるものだ。
愛とは、何千マイルも超えて旅をする。
人生には限界はない。行きたいところに行きなさい。
望むところまで高峰を登りなさい。全てはあなたの心の中にある、
全てはあなたの手の中にあるのだから。世の中で、一番犠牲を払うことになる
「ベッド」は、何か知っているかい?シックベッド(病床)だよ。
あなたのために、ドライバーを誰か雇うこともできる。
お金を作ってもらうことも出来る。だけれど、あなたの代わりに
病気になってくれる人は見つけることは出来ない。物質的な物はなくなっても、また見つけられる。
しかし、一つだけ、なくなってしまっては、
再度見つけられない物がある。人生だよ。命だよ。
手術室に入る時、その病人は、まだ読み終えてない
本が1冊あったことに気付くんだ。「健康な生活を送る本」
あなたの人生がどのようなステージにあったとしても、
誰もが、いつか、人生の幕を閉じる日がやってくる。あなたの家族のために愛情を大切にしてください。
あなたのパートナーのために、
あなたの友人のために。そして自分を丁寧に扱ってあげてください。
他の人を大切にしてください。(https://temita.jp/meigen/25507)
「健康」
これは健康な時には気がつくことのできない、とても尊いものです。
健康レベルを上げること、メンタル面でも好循環をもたらすこと。
これらが叶うのが運動であり、パーソナルトレーニングなんです。
パーソナルトレーニングって、高いですか?
あえて尖った言葉で書かせてください。
“たった2~30万円” で人生が変わるのなら、めちゃめちゃ安い買い物だと思いませんか?
むしろ、高級ディナーを10回食べるよりも、ちょっと贅沢な洋服を毎月買うよりも、安いとすら感じませんか?
トレーニングは誰でもできます。
パーソナルをつけなくても、家で動画を見ながらやったり、パーソナルじゃないジムに入会して自分でやることはできます。
でも、「ジムに入会したけど、手応えがなくてやめてしまった」「何年もジムに通ってるけど、全然体が変わらない」という方のほうが、圧倒的に多いのではないでしょうか?
僕も昔はそうでした。
「体を変えたい」と自宅でトレーニングを始めたり、ジムに入会して見よう見まねでトレーニングをしたりしていました。
しかし、痩せることも筋肉をつけることもできませんでした。
そこで諦めず、「なんでだろう?」と調べて
- 栄養学
- 解剖学
- 運動生理学
- バイオメカニクス
- トレーニング知識
などを独学で学び、誰がどう見ても体を変えることができました。
今に至るまでの期間を考えると、10年じゃききません。
これは僕に限らず、トレーナーさんはみんなこのような経験をしています。
自分自身の体に本気で向き合ってきて、時には怪我をしたり、痩せられなかったりと、机上の理論だけではなく「セルフ人体実験」を繰り返してきています。
その度重なる失敗・成功体験を経験してきた人だからわかる「最速で体を変える方法」を、たった数ヶ月で学べると考えるなら、、、
体が変わるだけではなく、「健康寿命が伸び、好きな人といつまでも笑って暮らせる人生」への切符が手に入るなら、、、
その価値はいくらだと感じますか?
逆に言えば、いくらまで出しますか?
「もし仮に、トレーニングを続けたことで得られる結果がお金で買えるなら、ビル・ゲイツやイーロン・マスクなら億単位で買う。」
僕はそのくらいの価値はあると思っています。
しかし、感じ方や考え方は人それぞれですし、正解は一つではないと思います。
ここに書いたのは、あくまで僕が体験してきたから言えることかもしれません。
だから、あなたがどう感じるか?考えてみてください。
このブログは、答えを示すのではなく、考えてみていただきたいから書きました。
もう一度質問します。
パーソナルトレーニングって、高いですか?