偉そうに書いているけど、これは本当です。
自分自身本気で体に向き合ってトレーニングをしていた期間があるからわかります。
筋肉って簡単につかないんですよね。
それこそ、トレーニング歴が積み重なってきたら尚更。
初心者の頃のような、(誤解を恐れずに書くと)食べて筋トレしたら筋肉がつく
というボーナスステージを超えると、栄養のバランスからタイミング
そしてもちろんトレーニングのメニュー構成から使用重量、また休養の間隔まで
脳に汗をかいて計画的に取り組まないと、簡単には体は変わってくれません。
ここにも書きましたが、最近はココ数年で一番っていうくらい
体に向き合ってトレーニングをしています。
また、今までやってこなかった取り組みなので(筋肥大ではなく筋力 UP)
手こずりながらも試行錯誤やっています。
それがまた面白いのですが、難しい。。。
本当、思った通りにならないんですよね。
そんな中感じたのが冒頭の Twitter 。
「もう無理だ!!」って体が感じていても、
心が「まだ行ける!」「挑め!!」と折れてなければ
意外と越えられる壁ってあるんだなーって感じました。
具体的にはスクワット。
最低でも8レップは絶対にやる!って決めて担いで始めてみたら
3レップ目で面白いくらい膝が笑って筋肉が悲鳴をあげていたんです(笑)
「あと5レップもあるのかよ・・・」と心の中で呟いていたのですが
8レップやると決めて入ったので、気持ちの問題で動きを止めることはしませんでした。
たかが自主トレのスクワットですが「体の限界までやろう」と、そんな感じです。
もちろんただ回数をクリアするだけでは意味がなく、それは目的ではないので
しっかり腿の表面が床と平行になるくらいのフルスクワット。
こうなると良い意味で、通常の精神状態ではなくなるんですよね。
戦闘モードというか、臨戦態勢というか。
呼吸から腹圧から目線から関節の動きから重心を乗せる位置から動きのタイミングから
何から何までブレずに100%を出せるポジションを探していきます。
そうしないと、100%帰ってこれなくなるからです。
その結果、8レップやることができました。
※なにかの試合ではなく、ただの自主トレです(笑)
このトレーニングをやって感じたことは「懐かしさ」と「基準」でした。
昔は毎回こんなトレーニングをやっていたんですよね。
今もトレーニングをやっているのですが、ここでわかるように
臨む姿勢というか、マインドが180°違います。
最近の感覚なら、間違いなく3〜4レップで終えていたでしょうね…
このトレーニングはまた別なんですが、
この時から変わった感というかスイッチが入った感があります。
「懐かしい。トレーニングってこうだったな」って。
体を作るトレーニングってこうなんですよね。
ただやるんじゃなく、ただ記録更新するんじゃなく、
自分の殻を破ろうとする自分と、それを全力で食い止めようとする自分の戦いなんです。
※なにかの試合ではなく、ただの自主トレです(笑)
当時はもちろん食事もトレーニングに合わせて、やるときはg単位で全て計算。
何gかわからないもの、どんなバランスかわからないものは、そもそも選択肢に入ってこない。
体を本気で作っていた頃があるからわかるのですが、そのぐらいイカれていました。
見ている世界というか、住んでる基準が完全に違うんですよね。
書いててアホらしいですが、アホになれるから結果が出るんです。
普通の基準でトレーニングしていたら、普通のそこそこの体にしかなれません。
だから明らかに違う “普通じゃない体” を作りたいなら、
全く違う基準で、普通ではいけない感覚でトレーニングをしなければならないんです。
その情熱を持つことは簡単なことではありません。
実際、今の僕にもそれはありません。
でも、過去にやっていた経験という財産があります。
これがあるから雑にトレーニングをやっていてる今でも
普通以上の体でいることができるんですね。
だからバカになることも、悪いもんじゃないなって感じました(笑)
自分を含め、人は自分がどこにいるのか、
その基準を知ることがなかなかできません。
「全力で100%出し切った!!!」って心の底から思えたとしても
世の中にはその10倍くらいのことを、普通にやっていて
しかも「今日はダメだったな」くらいの感覚でこなしている人がいます。
それを知ることは、自分ひとりの世界で生きていては絶対に不可能です。
本気で体を変えたいなら、毎日100%本気で体に向き合うというのは最低条件で、
自分より上の世界で生きている人の世界に足を踏み入れて
基準を合わせてみるのが早いでしょうね。
実際に会えれば一番良いですが、今だったら SNS を駆使して
自分より上の人との臨場感を感じられると良いと思います。
「自分が○○さんだったらどうするか」
「○○さんが自分だったらどうするか」
という感じに。
つらつら書きましたが、これがなにかの試合ではなく
ただの自主トレで感じた、体を変えるために1番重要なことです。