※この記事は、「体重が減らない原因」を知りたい方が対象です。
食事制限や運動などダイエットを頑張っているけど、全然体重が減らない。
不健康に痩せるのではなく、健康的に体重を減らしていく方法が知りたいと思っていませんか?
本記事では、下記の内容を解説しています。
- 体重が減らない原因
- 体重を減らすためのヒント
僕自身体重120kg以上の超肥満体型でしたが、そこから50kgのダイエットの成功し、パーソナルジム Bodyke やダイエットのオンラインサロンを運営しています。
自分の体験はもちろん、お客様を見ていて得た経験からも書かせていただきますので、よかったら参考にしてくださいね^^
この記事のもくじ
体重が減らない原因
体重が減らない原因はいくつか考えられます。
一つではなく複数重なっていることも少なくないので、心当たりのある部分は改善をする意識を持ってみてください。
食べ過ぎ
これは説明不要ですね(笑)
体重が増えるか減るかは、全て「カロリー」で説明がつくわけではありません。
・・・しかし、カロリーが一つの基準になることは間違いありません。
ご存知かと思いますが
- 摂取カロリー>消費カロリー=太る
- 摂取カロリー<消費カロリー=痩せる
このように考えられます。
食べていないつもりでも
- ビールやハイボールなどの晩酌でカロリーを摂っていたり
- ジュースやフラペチーノなどのドリンクでカロリーを摂っていたり
- ちょこちょこつまむ間食(お菓子)でカロリーを摂ってしまっていたり
というのは、よくある話です。
計算してみたら「意外とカロリー摂ってた」ということもありますので、一度あなたの食事を計算してみると良いですね。
↓↓↓
で、計算をしたら
じゃあ、どのくらいのカロリーを摂ればいいのさ?
という疑問を持たれる方もいらっしゃると思います。
ここに関しては人それぞれ違う部分もあり一言では言えないのですが、「基礎代謝以上の摂取カロリー」というのを、一つの基準にしてみてください。
あなたの基礎代謝量の計算は、こちらでできます。
↓↓↓
例えば、
- 35歳
- 女性
- 身長160cm
- 体重60kg
の場合は、基礎代謝が「1,346kcal」と出ました。
なので、摂取カロリーはどんなに少なくても「1,346kcal以上」というのが基準になりますね
あなたの摂取カロリー、基礎代謝はどんなもんでしたか??^^
ぜひ計算してみてください♪
運動不足
普段、運動してますか??
社会人になってから、運動は全くしていない
これもよく聞く話ですね。
というか、定期的に運動をしている人の方が少ないと思います。
・・・なので、普通ですね^^;
運動はカロリー消費以外にも重要な意味があって、体を好循環に切り替えるスイッチになるんですよね。
- 気分転換になったり
- ストレス解消になったり
- 幸せホルモンが分泌されたり
- 体の変化により自信がついたり
- 生活習慣病の予防にもなったりします
ぶっちゃけ運動は、「やらない理由がない」というくらいプラスしかないと言っても過言ではないです。
じゃあ、どんな運動をすればいいの?
重要なのは、「効果的な運動をすること」よりも「定期的に運動をすること」です
効果的な運動や頻度の目安などは後で書きますが、まずは「運動をすること」、そして「継続すること」に意識を向けてください。
- 子供と公園で遊ぶ
- 朝一にジョギングをする
- 友達とフットサルをする
- YouTube を見ながら筋トレする
- パーソナルジムに入会する
どんな運動でもOKです!
あなたが楽しいと感じることを始めてみてください♪
活動量不足
これもよくある話です。
特に今は、リモートワークになって、以前より歩かなくなったという方も多いですよね。
・・・自宅でずっと、パソコンの前にいるな
運動はもちろん大事なんですが、意外と見落とされがちなのが「活動量」なんです。
僕は「運動量」と「活動量」を分けて考えています
誤解を恐れずに書くと、僕の中では
- 運動 → 痩せやすい体を作る
- 活動 → 脂肪燃焼して痩せる
という理解です。
なので、「自宅やジムなどで定期的に筋トレをしている!・・・・でも痩せない」という方に見落とされがちなのが、活動量なんです。
活動量ってなによ?
シンプルに「歩数」で考えると良いですね
通勤や通学、買い物や散歩などで、普段「どのくらい歩いているか?」というのが焦点になります。
僕は結構ここも重要視しているので、運営しているオンラインサロンでも皆さんで発信・共有する場所を作っています。
あなたは1日に何歩くらい歩いていますか??
寝たきりにならない歩数
・サラリーマン世代(40~59歳)は8000~1万歩
・定年後(60~64歳)は8000歩
・前期高齢者(65~74歳)7000歩
・後期高齢者(75歳以上)は5000歩これは健康維持のための目安歩数です。
つまり、この歩数歩くことでプラマイ0。運動量ではなく活動量が少ない人は注意!
— たいぞう|ゆるふわダイエット先生 (@taizo_bm) January 21, 2020
痩せたいなら「食事改善+筋トレ」が最強ですが、それだけじゃなく【活動量】もチェックすべし!
運動の有無ではなく、シンプルにその日どれだけ動いたか。
合格ラインは1日7000〜8000歩。
iPhone ユーザーは今すぐ「ヘルスケア」アプリをチェックしてみて。
実は大事な痩せやすさの物差しです。 pic.twitter.com/Vhh5oF28Iu
— たいぞう|ゆるふわダイエット先生 (@taizo_bm) August 21, 2020
今は iPhone でも Android でも、スマホで簡単に歩数確認ができます。
ぜひチェックする習慣をつけて、少ないようならよく歩くように意識してみてくださいね♪
糖質制限をしている・栄養バランスが悪い
ダイエットでよくありがちなのが、「食事を減らす」ということです。
ダイエットってそういうもんでしょ
違います。ダイエットは「必要な栄養を摂る」んです
例えば
- 一食抜く
- 水を飲んで満たす
- 野菜しか食べない
- ご飯は食べない
- 鶏肉しか食べない
という食事、していませんか、、、?
これは、めっちゃやばいです。。。
ダイエットは「食べないようにしよう」と思わずに「カラダに良いものを食べよう」と考えると痩せる。
— たいぞう|ゆるふわダイエット先生 (@taizo_bm) June 5, 2022
・・・とはいえ
- お菓子とか
- ビールとか
- ケーキとか
- 菓子パンとか
- アイスとか
- パフェとか
- ピザとか
- カレーとか
- 唐揚げとか
- カツ丼とか
食べたいじゃないですか!(笑)
なので、そういったいわゆる「ダイエット向きじゃない食事」も食べながら、じわじわ脂肪燃焼して痩せていく・・・のが、理想的なダイエットだと考えています。
糖質制限や極端な食事制限で痩せるのは当たり前。好きなものを食べながら痩せられてこそ本当のダイエット成功。「ダイエット中だからご飯は食べない?」そんなの続けられるわけがない。ラーメンもカレーもケーキもビールもなんでも食べながら脂肪を燃焼させる。そんなダイエットを覚えたら最強✌️ pic.twitter.com/dPqV7XgYQy
— たいぞう|ゆるふわダイエット先生 (@taizo_bm) May 23, 2022
特に陥りやすいのが「糖質制限」
これは短期的に見た目上の数字や体型が変わりやすいので、取り組まれている方が非常に多いです。
・・・しかし、これが「体重が減らない原因」になってしまうことも少なくありません。。
詳しくは下記に書いてあるのでご興味があれば読んでいただければと思いますが、マジで逆効果なケースがあるので、ほんと気をつけてくださいね。。
・・・ちなみに、糖質制限をすることにより、髪の毛が抜けたりすることもあります。。
「糖質制限はハゲると思います(笑)」
糖質がない
↓
エネルギーがない
↓
エネルギーを作らなきゃ
↓
タンパク分解
↓
髪の主成分(ケラチン)不足
↓
ハゲる!!!!!!…ちなみに、僕も過去に体感しました^^;
(食事戻したら復活)— たいぞう|ゆるふわダイエット先生 (@taizo_bm) May 28, 2021
ツイートしたように僕も経験がありますし、お客様や身内でも同じように悲鳴をあげている方がいます。。
なんだかんだ極端なことはせず、「普通の食事」が一番なんですよね。。
- ちゃんとご飯を食べて
- 肉や魚や卵などをしっかり食べ
- 脂っこい食事を控える
そんな「和定食」を意識してみてください♪
(もちろん、野菜やフルーツなどもあると良いです)
体重が減らない人がやるべきこと
では、ここからは「体重が減らない人」が体重を減らすためにとるべき行動について書いていきます。
4つのポイントがありますので、1つずつ実行してみてください。
今の食事を知る
まずは「今の食事」を知ることが重要です
「ダイエット=食事管理」という方は多いですが、「今の食事」を管理・把握している方は少ないんですよね。
太るにしても痩せるにしても痩せないにしても、その原因・理由は、食事に隠されています。
先に書いたように、ダイエットでは「痩せるための食事」をするのではなく、「必要な栄養を摂る」ことが重要です。
もっと言うと、「必要な栄養素を必要量摂る」です。
つまり、多すぎる栄養素は当然カットしなければなりませんが、不足している栄養素は増やさなければならないということです。
例えば「太らないように」と、ご飯(お米)を極端に減らしている場合は、痩せるためのエネルギーが不足してしまうこともあります。
やっぱ「ご飯」って太らないよなー。
わかっていたけど改めて実感!炭水化物はダイエットの敵じゃない。
太る原因は炭水化物ではなく
炭水化物を使えなくなった体。 pic.twitter.com/lnZt0S6acJ— たいぞう|ゆるふわダイエット先生 (@taizo_bm) October 12, 2021
なので、「ダイエット頑張る!」ということで突然食事量を減らしてしまうと、必要な栄養素が不足してしまい、どんどん痩せない体になってしまうのです。
ですからまずは、「今の体を作っている材料はどんな量でバランスなのかな?」ということを知ることから始めてください。
そして、今の食事(栄養)の量やバランスが見えたところで、過不足を調整するのです。
ご飯を抜いて鶏肉だけにしていた・・・
それ、一番やっちゃアカンやつです・・・。
・基礎代謝以上の摂取カロリー
・タンパク質は体重×1.5g前後
・脂質は総摂取カロリーの20~25%ほど
・残りのカロリー分を炭水化物
極端に減らさず、しっかり食べて健康的に引き締めていってくださいね!
改善した食事で続けてみる
- 今の食事を計算する
- 栄養素の過不足を把握し改善
- 改善した食事で続けてみる
という流れになります。
ぶっちゃけると、人ぞれぞれ体組成(筋肉量・体脂肪量など)や細胞や毛細血管、ホルモンによる代謝能力などが異なるため、一言で「この食事をしたらOK」とは言えないんですよね。
ざっくりは目安は見えますが、実際のところ、やってみないとわかりません
答えはネットや本ではなく、自分の体が持っているということか・・・
なので、改善した食事を続けてみて、体の反応を見てみてください。
注意点としては、ダイエットの進捗をはかるのは「体重だけではない」ということです
体重というのは、体脂肪だけではなく、筋肉、骨、臓器、血液、水分などの総合的な量です。
極端な話、体脂肪量が減って筋肉量が増え、結果的に体重は全く変わらない(もしくは微増)ということだってあります。
なので、体重だけを見てダイエットの調子を見るのは、ある意味危険なんです
なるほど・・・では、何を見れば・・・?
ダイエットにはいろんな物差しがあるので、それらを全体的に見て感じるようにしましょう
・体重
・体脂肪量
・筋肉量
・肌の調子
・髪の毛の調子
・体力(疲れにくさ)
・体調(風邪の引きにくさ)
・単純に見た目
・ウエスト
・洋服のサイズ感
・その他体感
体重は変わってないけど、なんとなく引き締まった感じがする時あるもんな・・・
それ、とっても大事です!
僕はむしろ体重よりも重要視していたりします
とはいえ見た目も、食べた食事により簡単に左右されます。
例えば、味の濃いものを食べたらむくんだり、薄味のものを食べてよく汗をかいたらむくみが取れて引き締まって見えたり。
なので、「出来るだけ食事の内容を揃える」と良いですね
・・・・なるほど。
ある程度で良いので食事の内容(量やバランスやタイミング)を揃えたら、ある程度の期間続けてみて、それでダイエットの調子を判断する。
そして微妙そうなら、食事を微調整する。
この繰り返しです。
様子を見るのは、どのくらいの期間なの?
最低でも1週間。できれば2週間は様子見たいですね
これを続けていくことで「自分の体の取扱説明書」が作れますので、急がず焦らず、体の変化を楽しみながら取り組んでみてくださいね。
よく歩き、よく動く
言われなくてもわかってるよ
いやほんとに、めっちゃ大事です!
極端な話、体重を落とすということに関して言えば、食事だけで達成することは可能です。
しかし、食事だけで痩せるということは、
- 筋肉をつける
- 筋肉を減らさない
ということができません。
人間は誰もが老いていきますからね・・・
特に30代以上の方は、「サルコペニア」という抗えない現象が起こっていますので要注意です。
高齢になるに伴い、筋肉の量が減少していく現象。 筋肉の量が減少していく老化現象のことです。
25~30歳頃から進行が始まり生涯を通して進行します。 筋線維数と筋横断面積の減少が同時に進んでいきます。
ダイエットで「やつれた」という人いるな・・・
筋肉が減らしてしまうのは、デメリットしかありませんね。。。
・太りやすくなる
・痩せにくくなる
・疲れやすくなる
・免疫が落ちる
・怪我しやすくなる
・活動意欲の低下
・QOL の低下
・余計に筋肉が減る
・健康寿命が短くなる
→人生の質が下がる!!!!!
・・・ということで、お忙しいと思いますが、あなたのために出来るだけ体を動かすようにしましょう!
ほんと、できることからでOKです!
例えばどんなことよ?
例えばこんな感じです
<活動量編>
- 毎日歩数をチェックする
- エスカレーターではなく階段を使う
- ちょっと遠回りをして帰る
- スタンディングデスクにする
- 休日は体を動かせる用事を入れる
<運動量編>
- 1日10回スクワットする
- ベッドで腹筋をする
- YouTube を見ながら宅トレする
- フィットネスクラブに入会する
- パーソナルジムに入会する
できないこともあると思いますが、「これならできる!」ということもありますよね。
そんなことから始めて、そして続けていくことが大事です。
ずっと座ってると疲れるもんな・・・
僕はスタンディングデスクなんか、割とよくやりますよ
あとは、アクティブレストという考え方もあるので、「疲れてる時こそちょっと体を動かす」というのはアリです。
「積極的休養」とも呼ばれる疲労回復法です。
安静・休養・睡眠などの静的休養法に対して、疲労時に軽く体を動かすことで血流の改善を図り、疲労物質の排出を促します。
もともとは連戦を行うスポーツ選手が素早く疲労を抜くことを目的として作り出された疲労回復法のひとつです。運動後の整理運動(クールダウン)もアクティブレストです。
疲労の蓄積を防ぐだけでなく、新陳代謝を促すことで体をフレッシュな状態に戻し次の練習や試合に備えることができます。
引用:https://cp.glico.jp/powerpro/citric-acid/entry80/
・・・ということで、これを見たあなた。
「明日から」ではなく「今日から」、できることを始めてみましょう!
PFC以外を意識する
PFC だけ管理すればいいんじゃないの?
そんなことはありません
これも結構多くの人が落ちてる落とし穴なんですよね・・・
PFC とは三大栄養素「タンパク質」「脂質」「糖質」を英語にしたときの頭文字です。
・タンパク質:Protein
・脂質:Fat
・糖質:Carbohydrate
これらがカロリーを持っているので、多くの人は PFC だけを見て食事の調整をしてしまいます。
・タンパク質:Protein → 4kcal
・脂質:Fat → 9kcal
・糖質:Carbohydrate → 4kcal
(あとはアルコール → 7kcal)
しかし冒頭にも書きましたが、人が痩せるか太るかは、カロリーだけでは説明することはできません。
あとは何があるのさ?
ビタミン、ミネラル、食物繊維、発酵食品などですね
これらを意識することで腸内環境を整えられ、代謝サイクルを潤滑に回すことができます。
(あとは運動をして毛細血管を生かすこと!)
この結果「太りにくい痩せやすい体」を作ることができ、本当の意味でのリバウンドのない「ダイエットの成功」を手にすることができるんですね。
・・・意識すること多すぎ
これもできることからでいいですよ!
例えばどんな感じよ?
僕はこんな感じです!
・出来るだけキノコ類を食べる
・炭水化物は全粒穀物
・納豆やヨーグルトをよく食べる
・ビタミンミネラルはサプリで常備!
ビタミンサプリに関しては「毎日欠かさず」ですが
それ以外は「出来るだけ」くらいの緩い意識です
僕が毎日飲んでるサプリはこれです
↓↓↓
優良食材やサプリは「健康投資」として、惜しまずに摂るようにしてくださいね♪
体重を減らす方法まとめ
なんか自分で書いていて思いましたけど、ほんとこのブログに書いてあることを実行したら、「パーソナルジムとかいらないんじゃ?」ってくらいかなり重要なことを網羅してると思います(笑)
しかし細かな食事調整やトレーニングメニューやフォームの調整、そしてモチベーションなどのためにはかなり有効なことは間違いありません。
もしパーソナルをご検討されている場合は、ぜひお気軽に遊びに来てくださいね^^
↓↓↓
また、オンラインでダイエット攻略をしたい方は、オンラインサロンでお待ちしております^^
↓↓↓
・・・ということで
- まずは体重が減らない原因を探す
- 今の食事内容を調べてみる
- 食事内容を改善して1~2週間続けてみる
- 調子良いなら継続、微妙なら改善
と繰り返してみてください。
極端な食事制限はせずにしっかり食べて、健康的に引き締めていってくださいね!
あなたのダイエット成功を願っています。