昨日とある本を読み始め、そしてそのまま一気読みしました。
その本は
- 栄養
- 健康
- ダイエット
に関するもの。
SNSか何かで話題になってたかたまたま見つけたかで、思考停止で即ポチして買った本でした。
あくまで主観ですが、読んだ感想は・・・
「うーむ、、、」
でした。
こんな感じの感想なので本の詳細は伏せますが、本の内容を超簡単に書くと
- 糖質は控えましょう
- タンパク質を摂りましょう
です。
この記事のもくじ
筋肉を維持する食事がダイエット成功のカギ
読んで思ったことをストレートに箇条書きすると
- そりゃそうだよね
- でももっと大事なことがあるよね
- ここが見えたら結論も変わるよね?
です。
この、「もっと大事なこと」が見えていない人がめちゃめちゃ多いと思っています。
お医者さんや管理栄養士の方でも、そう感じることがあります。
では、その「もっと大事なこと」は何か?というと、、、
「筋肉」です。
人はサルコペニアと言って、筋肉が少なくなってしまい、体の動きが悪くなってしまう問題があります。
サルコペニアとは?筋肉が減るとどうなるのか
サルコペニアとは、年齢を重ねるにつれて筋肉量が減り、筋力が低下する状態のことを指します。
特に高齢者に多く見られますが、若い世代でも運動不足や不規則な生活が原因で起こることもありますね。
筋肉が少なくなると、体を動かす力が弱くなり、転びやすくなったり、体調を崩しやすくなったりします。
これが進行すると、日常生活で必要な動作、例えば階段を上ることや、物を持つことが難しくなる場合があります。
予防や改善には、適度な運動とバランスの良い食事が大切です。
筋トレなどの運動を習慣にすることで、筋肉を保つことができますし、たんぱく質をしっかり摂ることも重要です。
また、筋肉は単に体を動かすためのものではなく、免疫システムにも大きな影響を与えます。
筋トレで免疫力もアップ!筋肉と免疫の関係
運動をすることで筋肉が活性化されると、体内でさまざまなホルモンや物質が分泌されます。
特に、筋肉から分泌される「マイオカイン」という物質は、免疫細胞の働きを助けることが知られています。
マイオカインの分泌:
筋肉が運動することで放出されるマイオカインは、免疫細胞を活性化し、炎症を抑える効果があります。
これにより、感染症や病気に対する抵抗力が高まります。ストレスホルモンの調整:
運動はストレスホルモンであるコルチゾールのレベルを調整します。
適度な運動はコルチゾールの過剰分泌を防ぎ、免疫機能を正常に保つ助けになります。血流の改善:
筋肉が活動することで血流が促進されます。
これにより、免疫細胞が体中に効率よく運ばれ、病原体と戦う準備が整います。
つまり、サルコペニアや間違ったダイエットにより筋肉が減少するということは、免疫力の低下につながり、QOLが下がってしまうということです。
免疫力が低下すると、以下のようなリスクがあります。
感染症にかかりやすくなる:
免疫力が低下すると、風邪やインフルエンザなどの感染症にかかりやすくなります。
また、普段は感染しないような細菌にも感染する可能性が高まります。皮膚トラブルの増加:
皮膚のバリア機能が低下し、肌荒れや炎症が起こりやすくなります。
傷の治癒が遅れる:
傷からの感染リスクが高まり、治癒が遅れることがあります。
慢性疾患の悪化:
糖尿病や心臓病などの慢性疾患を持つ人は、免疫力の低下により症状が悪化する可能性があります。
自己免疫疾患のリスク:
免疫系が誤作動を起こし、自分自身の細胞を攻撃する自己免疫疾患のリスクが高まることがあります。
日和見感染:
通常は無害な微生物による感染(例:カンジダ症)が発生しやすくなります。
このように、サルコペニアや間違ったダイエットによって筋肉量が減少すると、免疫力が低下してしまいます。
サルコペニアは生物学的に抗えない問題としても、間違ったダイエット、特に極端な食事制限や栄養バランスの悪い食事は、自分の意思や習慣によって行うことです。
つまり、自分のせいで、筋肉量の減少を引き起こしまうということです。
健康的なダイエットで筋肉と免疫を守るためのポイント
例えば、炭水化物を極端に制限するダイエットは、筋肉のエネルギー源であるグルコースの供給を減らし、結果として筋肉量が減少しやすくなります。
これにより基礎代謝が低下し、免疫力も低下します。
筋肉量の減少はまた、体温維持や代謝機能にも影響を与えます。
筋肉体温を保つための熱生産に寄与しており、筋肉量が減ると体温調節が難しくなり、免疫系の働きも鈍くなる可能性があるんです。
そのため、適切な栄養摂取と運動によって筋肉量を維持することは、免疫力を保つために重要なんです。
※特に高齢者やダイエット中の人々は、この点に注意を払う必要があります。
・・・という、ここで僕が言う「もっと大事なこと→筋肉」が見えてくると、
「こんな食事をしましょう!」
の内容が180°変わってきますよね。
運動なくして、筋肉なくして健康はありません。
糖質と筋トレが健康維持に不可欠な理由
その筋肉をつける&維持するためには、糖質(炭水化物)は必須なんです。
※もちろん、ただ食べて筋トレすればいいってわけじゃないですよ
本を読みながら「健康」を俯瞰して考えて、「残念だなー」と感じたのが僕の感想でした。
これは糖質に限らずですが、どの栄養素であっても「摂りすぎ」が体にいいはずがありません。
- 極端な食事制限はせず
- 適度に運動をして
「健康」という軸に沿って、ご自身にあったバランスの良い食事をしてくださいね^^
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