今回のブログでは、筋トレと健康についての衝撃的なニュースの内容を解説します。
「筋トレは健康にいい」
とよく言われますが、果たしてどうなのでしょうか?
・・・・これは気になる
この記事のもくじ
実際のニュースと内容の要約
実際のニュースはこちらです。
内容を要約すると・・・
筋トレを行っている群 vs 筋トレを全く行っていない群
筋トレを行っている群は、筋トレを全く行っていない群と比較すると…
- 総死亡及び心血管疾患、がん、糖尿病のリスクが10~20%低くなる
- 総死亡、心血管疾患、がんについては、週30~60分実施することで最もリスクが低くなる
- 総死亡リスクが15%、心血管疾患リスクが17%、がんリスクが12%、糖尿病リスクが17%低くなった
筋トレ、めっちゃええやん
・・・一方
高強度の筋トレを長時間行うと
- 週130~140分の筋トレは、筋肉が破壊される「横紋筋融解症」のリスクが高まる
- 過度な筋トレは活性酸素を増加させ、正常な細胞を傷つける可能性がある
・・・ん?
・・・週130~140分?!
・・・そして、
筋肉の量が減ると…
- 筋肉の量が減ると、体温もそれと同じ割合で下がってしまう
- 年を取れば取るほど筋肉の量は減り、その分体温も下がっていく
- 体温が上がらないことで一番影響を受けるのが免疫機能
- 免疫機能が低下すると、がん細胞やウイルス、病原菌をやっつけることができなくなる
・・・そりゃそうだ
ここでちょっと疑問が出てくるんですよねー
2つの疑問
記事を読んでいて、大きく2つの疑問が出てきました。
- 対象者はどんな人たち?
- どんな筋トレ?
対象者はどんな人たち?
正直これが見えないと、なんとも言えないですよね。。。
確かに、どんな人かによって前提が変わってきますよね
例えば、、、
- 年齢は?
- 性別は?
- 運動歴は?
- 職業は?
- 既往歴は?
- 家庭環境は?
などなど、変数が多すぎます。
それらによって、体の変化は当然変わってきますよね
んー、広すぎてなんとも言えない、、、
どんな筋トレ?
「筋トレ」と言っても、色々ありますよね
確かに、、、、
あとは「キツイ」というのも主観だったり、運動歴により個人差があります
確かに、「中本」が美味しいという人もいれば、辛くて食べれないという人もいますね(笑)
だから、この記事だけ見るとよくわからないんです・・・
筋トレだけでは評価できない
「筋トレ」と買いてありますが、それだけでは評価ができません。
なぜなら、、、
- どんな食事を摂っていたのか?
- しっかり睡眠は摂っていたのか?
- 筋トレ以外の活動量はどうだったのか?
- サプリは摂っていたのか?
- あとは既述の個人差は?
がわからないからです。
前提条件が見えない中「筋トレ」とだけ書かれているのは、ちょっと乱暴じゃないかなーと感じました。
筋トレと健康や寿命に関するコホート研究
ちなみに、こんなものも見つけたので参考までに紹介させていただきます。
この資料によると・・・
健康リスク低減:
筋トレをすることで、心臓病、がん、糖尿病などのリスクが低くなる可能性がある
長生きの可能性:
筋トレを続けることで、全体的な死亡リスクが低くなるという研究結果がある
複合効果:
有酸素運動(例:ジョギング、サイクリング)と筋トレを組み合わせると、さらに健康効果が高まる可能性がある
日本のガイドライン:
現在、日本の健康ガイドラインでは筋トレの具体的な推奨量は明示されていないが、特に高齢者にとっては筋トレが健康寿命を延ばす手段として重要である
・・・とのことです。
結論
なかなか評価しにくいニュースだと思いますが、結論としては「気にせず筋トレをやりましょう」という感じです。
確かに、1日に2~3時間も高強度の筋トレを毎日のようにするのであれば、それ相応のダメージがあると思います。
・・・しかし、そこまでやる人ってほぼ皆無に等しいでしょうし、逆に言えばやる人は、それ相応の覚悟と決意があってのことだと思います。
なので、今回のニュースで
「えー、やっぱり筋トレはよくないんだ」
と感じるような方は対象外だと思います・・・。
筋トレをすることは、さまざまなメリットがあります。
- 健康になる
- 体が変わる
- 自信がつく
- 太りにくくなる
- 痩せやすくなる
- 体力がつく
- 若々しくなる
・・・その結果、人生が変わる!
間違いない!!!
ですので、常識の範囲内でしたら全然問題ないと思いますので、どうぞ意識的に筋トレに励んでいただけると幸いです。
今回の内容は動画でも話していますので、よかったらご覧になってみて下さい。