身長というのは遺伝が大きく影響することは間違いありません。
しかし、それだけでは決まらないのです。
身長を伸ばすのに重要な要素は他にもあります。
それは「過ごし方」
僕は身長は左右される(できる)ということが、改めてわかりました。
今からあなたの身長を伸ばすことは難しいかもしれませんが、お子さんがいらっしゃる方は(もしくは将来のお子さん)お子さんの身長を最大限伸ばすことは、あなたの手で可能になります。
先日行ったセミナーの中でとても面白いものがあったのでブログにします。
◆成長期は2回訪れる
「あなたは自分の身長に満足していますか?」
という問に、
- もっと身長が欲しかった人
- もっと低い身長が良かった人
で挙手をすると、想像の通り9割の人が「もっと身長が欲しい!」でした。
(残り1割未満の人は身長が高い女性でした)
あなたはどうですか?
人間には成長期が2回訪れます。
そのタイミングを「どう過ごすか?」により、身長が変わってくるのです。
2回の成長期は下記になります。
人生の2大成長期
- 第一次成長期:0歳〜2歳
- 第二次成長期:9歳〜15歳
※個人差あり
そして初めて知ったのですが、両親の身長(一番高い時)から自分がなれたであろう身長が予測できるのです。
(自分が親の立場なら、子供の身長を予測できるということ)
その計算式・・・・をググってみたところ、とても便利なサイトがあったのでシェアします。
・子供の身長予測計算サイト
- 男子= (両親の身長の合計+13)/2+2
- 女子= (両親の身長の合計-13)/2+2
※この数値は、あくまでも目安となる値で誤差が発生することがあります。
ちなみに、こんなサイトも見つけたので貼っておきます。
・データをもとに徹底解明!成長DATAバンク
◆身長が高い人の2つの共通点
会場では、自分の身長が予測身長に比べて「高いか」「低いか」のようなテーマで話し合いました。
複数人のグループに別れてそれぞれの「成長期」の過ごし方を共有し合ったのですが、面白いことに予測身長に比べて今の身長が高かった人は共通点がありました。
それは、
【成長期にたくさん食べていた】
想像通りですね(笑)
そしてもう一つ出てきた共通点は
【よく運動をしていた】
ちなみに僕も「予測身長よりも高いグループ」になったのですが、やっぱりたくさん食べて、そして動いていました。
例えば・・・
- 野球
- プール
- 空手
- バスケット
などなど。
(セミナーでは、よくある「筋肉をつけると身長が伸びない」は「そんなことはない!」という話しも出てました)
成長期には身長が伸びます。
そして当然ですが、体重が増えます。
ということは逆に考えると、潤沢な栄養を与えることが、その子の背を伸ばすことに繋がるということです。
先述の通り成長期は2回ありますが、0歳〜2歳を除くとわずか1回しか訪れないとても貴重な時期です。
その大事な時期に「体型を気にした極端なダイエット」や「偏った食事やアンバランスな食事」が原因で、その子の一生が変わってきてしまうということ、もしあなたが親の立場なら意識してください。
そしてこれは僕自身の実体験ですが
- 小さい頃はある程度気にせずにたくさん食べて元気に動き回る。
- こうして「体の基礎」をしっかり作る。
特に女の子の場合体型が気になる気持ちは痛いほどわかりますが、痩せることは大人になってからいくらでもできます。
・・・体の基礎ができていれば。
大人になってから背を伸ばすことは不可能ですから、成長期のお子さんにはバランスの良い食事をしっかりと食べさせることを意識してください。
成長が止まってしまっている大人との必要な栄養素や栄養量は異なりますので、内容を分けるというのも有りだと思います。(運動の有無にもよります)
特に運動をしているお子さんは
- 運動をするためのエネルギー
- 体を発育&発達させるエネルギー
- 生きるためのエネルギー
と、思っている以上に栄養が必要です。
大人は脂質をある程度気にしないと体型はもちろん健康にも影響してしまいますが、子供は
- 元気に動くため
- 体を作るため
- 生きるために
多量のカロリーを補給するため、大人以上に脂質の補給もあって問題ありません。
◆身長を伸ばす方法まとめ
(↑小さい頃の僕です)
①よく食べる
- P:タンパク質
- F:脂質
- C:炭水化物
のバランスを意識(3:2:5くらいのイメージ)
②よく動く
- ストレッチや体操
- ぶら下がり運動
- スキップやジャンプ
- 水泳も良いみたいです
③よく寝る
- 就寝後90分間が成長ホルモンのゴールデンタイム
- 就寝時間が早いか遅いかより、決まった時間に寝ることが大切。
補足:良質な睡眠の3ポイント
1.就寝前にお風呂に入らない「体温のスイッチ」
→深部体温を低くする
2.就寝前にスマホなど見ない「脳のスイッチ」
→脳のスイッチが切る
3.朝起きたら日光を浴びる「覚醒のスイッチ」
→睡眠を促すホルモンであるメラトニンの分泌がストップされ、脳の覚醒を促すホルモンであるセロトニンの分泌が活発になる
ということを意識して、あなたも、そしてお子さんがいらっしゃる方はお子さんも、元気に健康に体を作っていきましょう!
P.S
動画でも話しているのでご覧いただけると幸いです。